日本にもやっぱりいたんだ

もう10年以上も前のことになるが、ラテンアメリカのとある国で仕事をしていた経験がある。2年ほど暮らすなかで、小さなその町の至るところで赤ちゃんを見かけた。

まだよちよち歩きの赤ちゃんを、自分も日本ならば幼稚園か保育園に通っている頃合いの兄弟が世話しながらいる、という光景も日常茶飯事に見た。赤道に割と近い国だったこともあり、年中通して寒くなることがないため、みな日が暮れて涼しくなる頃には通りに出て涼みながら近所付き合いのおしゃべりなどをしていた。そのとき、そう言えば日本ではあまり赤ちゃんを見なかったなあと感じた。それからつい1年ほど前まで、やはり日本は少子高齢化と呼ばれているだけあって、赤ちゃんが少なくなっているだろうなあ、なかなか見かけないなあ、と思いながら生きてきた。それがどうだろう、ひょんなことで仕事の事情が変わり、日中に町中に出ることが増えた。すると、いるではないか。可愛らしい赤ちゃんと、お母さん方が。そうか、私が生活をしている時間帯が、赤ちゃんや赤ちゃんをつれてあるくお母さんたちの行動の時間とずいぶんずれていたから、なおさら見かけることがなかったのだなあ。と始めて気づいた。そんなことを思いながら、心の中で思い描くどの赤ちゃんも、キラキラしていて、本当に尊い存在であることをつくづく思う。私もそういう年齢になった。もうアラフォーだから、当然だろうか。

日本にもやっぱりいたんだ

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